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「ナナメの関係」をテコにして「学びは高きに流れる」体制を築く

TEL. 097-554-8527

〒870-1192 大分市大字旦野原700番地

チャレンジ講座tanken 〜「距離の壁」を克服する〜

概要

 地方における高大接続教育の実現にとって最大の課題は距離です。大分大学は、この「距離の壁」を克服するため、県内の高校に遠隔配信設備を設置し、2009年度より高校生向けの特別授業「チャレンジ講座」の生中継を開始しました。本講座の目的は、大学で学問を学ぶ楽しさを高校生に伝えることで、進路選択の道標を提供することです。本講座には「同時双方向型」という特徴があります。すなわち大学教員は授業中に遠隔地の高校生を指名し、他方で高校生から質問することも可能です。さらに中継を受ける高校間でも同時意見交換ができます。
 設備設置高校数は当初2高校でしたが、ご希望に応じて増加し、2013年度には12高校となりました。

 本講座は、「文系チャレンジ講座」と「理系チャレンジ講座」に分かれます。文系講座では人文・社会科学に属する諸学問のエッセンスを、理系講座では自然科学に属する諸学問のエッセンスを高校生向けに1回60分で平易に教授します。なお遠隔授業設備のない高校の生徒については、送迎バスによる来学受講を実施しています。

 年間の開講回数は、文系8回、理系8回の合計16回(長期休みを除くと月2回のペース)ですが、1回あたりの受講者数は平均200人に及びます。2014年度までの累計では11,000人を超え、大きな成果をあげています。




 

受講生の声

平嶌照三さん/大分県立安心院高等学校(受講当時) 宮ア彩英さん/大分県立臼杵高等学校(受講当時)
私はチャレンジ講座を2年間受講しました。受講する中で、もっと学んでみたい未知の世界があることが発見できました。将来の進路の選択肢を増やすきっかけになりました。 内容の濃さに驚くことが多く、時間が短く感じました。とくに「道州制」を扱った講座ではさまざまな考え方があることを知り、経済学の視点で見る世界にわくわくしました。

実施状況

◆2023年度(2023年5月〜2024年2月)
 ≫実施計画表(文系・理系 全16回)
 ≫実施報告
  第1回(文1) 第2回(理1)  第3回(文2) 第4回(理2)  第5回(文3)  第6回(理3)  第7回(文4) 第8回(理4)
  第9回(文5) 第10回(理5) 第11回(文6) 第12回(理6) 第13回(文7) 第14回(理7) 第15回(文8) 第16回(理8)

令和4(2022)年度以前

関連トピックス

2013年度 :高校生向けの遠隔配信授業「チャレンジ講座」の中継先 6校から12校に倍増
2009年度 :本学が県内高校に設備を提供して大学講義の生中継を始めました

バナースペース

大分大学 高大接続教育室

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