日本語著書 ■
共著 ■
1 「配当政策の理論モデルに対する一考察」『現在企業と社会』千倉書房,
1995年 |
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“Review of Theoretical Dividend Policy” |
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本論文の目的は,企業が投資資金を調達する際の内部資金と外部資金の資本コストの差つまり財務ヒエラルキ−を理論的に考察しようとするものである。資金調達方法と企業価値は無関連であるというMM理論モデルの現実妥当性に関して,Tax
model,Signaling model,Agency modelの立場から財務ヒエラルキ−を考察した。 |
2 「配当政策と内部金融」 市村昭三編著『財務管理論』創成社,
1995年 |
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“Dividend Policy and Retained Earnings” |
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配当政策は,財務管理論だけでなく,投資理論など様々な研究分野で主要な問題となっているが,本書はこの配当政策の種々の理論を整理し,問題点を指摘し,それに対する理論的・実証的考察を行っている。 |
3 「運転資本管理」 市村昭三編著『財務管理論』創成社,
1995年 |
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“Working Capital” |
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運転資本管理の基本的問題を明らかにし,流動資産への投資水準の決定とその構成問題,およびその投資のために必要な資金の調達方法の決定問題を考察する。この運転資本の運用と調達との相互関係はリスクと収益性のトレ−ドオフ問題を含んでいる。 |
4 「新規株式公開時におけるベンチャー企業の評価」
『ベンチャービジネスのファイナンス研究』中央経済社,
2006年 |
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“The Valuation of Entrepreneurial Ventures
in Initial Public Offerings” |
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JASDAQの1999年〜2004年の405社のデータを基に種々の概要を検討すると共に2000年のJASDAQの新規公開会社の株式価格を評価し,これが公開価格とどのように関連しているのかを検討した。 |
5 「ベンチャー企業のコーポレートガバナンス」牟田正人・池上恭子編
『企業財務制度の構造と変容』九州大学出版会,
2006年 |
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“Corporate Governance in Entrpreneurial Firm” |
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株主価値最大化モデルの立場に立ち,アントレプレナー・ベンチャーが,新規株式公開(Initial Public Offerings:IPO)を行う際,この株価にコーポレート・ガバナンスは如何に影響を及ぼすかを検討した。 |
6 「新規株式公開時における株主構成と企業価値」坂本恒夫・分堂弘之編著
『成長戦略のための新ビジネス・ファイナンス』中央経済社,
2007年 |
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“The Relationships between Ownership Structure
and Corporate Value in IPO” |
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新規株式公開時(IPO)における株主構成と企業価値の関係を分析した。 |
7 「新規株式公開のコストと便益」坂本恒夫・鳥邊晋司編著
『スモールビジネスの財務』中央経済社, 2009年 |
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“The Costs and Benefits in Initial Public
Offerings” |
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企業が新規株式公開(IPO)を行うに際のコストと便益を考察した。 |
翻訳 ■
1 「戦後の銀行戦略(銀行戦略:戦後世界)」坂本恒夫・正田繁監訳
『イギリス多国籍銀行史 1830〜2000年』日本経済評論社, 2007年
(Jones, G. British Multinational Banking 1830-1990. Oxford: Clarendon Press, 1993.)
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”British Multinational Banking”の邦訳 |
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学術論文 ■
1 「企業投資と税制」『山口経済学雑誌』第36巻,
1987年 |
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"Corporate Investment and Taxation""; |
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国内企業の設備投資を引き上げる基本的な政策手段であると考えられる税制が如何に企業投資に影響を与えるかを考察する。投資の代表的理論である
(1)Jorgensonの投資理論
(2)新古典派投資理論
(3)Tobinのq理論
の学説史的展開を試み,それらの理論的関連性を明確にした。さらに,それらの諸理論において,税制が企業投資に対していかに影響を及ぼしているか考察した。 |
2 「投資のq理論における財務決定の役割」『経済論究(九州大学大学院経済学会)』
第77号, 1990年 |
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"The Role of Financial Decisions on
the q Theory of Investment" |
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これまでの投資理論は,企業の財務政策を所与と考え,最適投資及び最適資本ストックを決定してきた。これに対し,企業財務理論は,投資を所与と考え,企業の最適財務構造を決定してきた。それ故,本論文は,企業の投資と財務決定との相互関係を分析し,その結果を踏まえて,投資理論における理論と実証との埀離の原因を考察しょうとしたものである。 |
3 「配当政策の理論モデルに対する考察」『大分大学経済論集』,第44巻第11号,
1993年 |
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"A View of Theritical Model on the Dividend Policy" |
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配当政策は,長い間財務の研究者にとつて重要な研究課題であった。なぜならば,配当を行うことは,株主の富を最大にするとは限らないからである。したがって,なぜ企業は,増資と配当支払を同時に行うのであろうか?
この問題を様々な理論モデルを用いて考察している。 |
4 「財務ヒエラルキーに関する一考察」『大分大学経済論集』,第45巻6号,
1994年 |
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"A View of the Financial Hierarchy" |
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本論文の目的は,企業が投資資金を調達する際の内部資金と外部資金の資本コストの差つまり財務ヒエラルキーを理論的に考察しようとするものである。資金調達方法と企業価値は無関連であるというMM理論モデルの現実妥当性に関して,Tax
model,Signaling modelを用いて考察を行った。 |
5 「財務ヒエラルキーに関する一考察」『九州経済学会年報』,
1999年 |
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“A View of the Financial Hierarchy” |
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近年様々な分野で用いられているAgency modelの立場から財務ヒエラルキ−を考察した。検討に際しては,特に企業と外部資金供給者(株主や社債保有者等)との間の税と情報の非対称性に注目する。このことは,企業の内部資金の資本コストと外部資金の資本コストとの格差つまり財務ヒエラルキ−に注目するものである。その中で,税と情報の非対称のもと資金調達方法が企業の投資に如何に影響を与えるかに関するモデルを提示した。 |
6 「ベンチャー企業の資金調達」『大分県内のベンチャービジネスと
その経済・社会的効果に関する調査研究』地域研究シリーズ第7号,
大分大学経済研究所, 1999年
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”The Financing of Venture Business” |
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7 「新規株式公開(IPO)に関する一考察」『大分大学経済論集』第53巻第4号, 2001年 |
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"A Review of Initial Public Offerings(IPO)" |
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8 「新規株式公開(IPO)に関する研究」『大分大学VBL年報』,
2002年 |
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"A Study of Initial Public Offerings(IPO)" |
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9 「新規株式公開における公開価格の決定」『大分大学経済論集』
第56巻第3号, 2004年 |
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“The Valuation of Unlisted Stocks” |
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JASDAQの1999年−2003年の329社のデーターを基に種々の概要を検討すると共に2000年のJASDAQ新規公開会社の株式価格を評価し,これが公開価格とどのように関連しているのかを検討した。 |
10 「アントレプレナー・ベンチャーにおけるコーポレート・ガバナンス」
『大分大学経済論集』56巻第5号, 2005年 |
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“Corporate Governance in Entrepreneurial
Venture” |
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企業が新規株式公開を行う際,優れたコーポレート・ガバナンスの企業とその株式とは,どのような関係があるかを考察する。そこで,JASDAQのデータを用い,コーポレート・ガバナンスの代理変数として,資金調達を行った金融機関を用いて,コーポレート・ガバナンスと株式との関係を検討する。 |
11 「コーポレートガバナンス − アソシエント・テクノロジー株式会社のケース
−」『大分大学経済論集』,第57巻第4号, 2005年 |
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"Corporate Governance: The Case of
Associant Technology Inc." |
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アソシエント・テクノロジー株式会社の概要や業界状況を明らかにするとともに,地場企業におけるコーポレート・ガバナンスとは何かを検討した。 |
12 「新規株式公開時における株主構成と企業価値」『大分大学経済論集』,第58巻第4号,
2006年 |
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"Ownership Structure and Corporate
Value in Initial Public Offerings" |
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企業が新規株式公開する際、その企業の株主構成と企業価値はどのような関係にあるかを検討する。 |
13 「新規株式公開時におけるイノベーションの企業価値に及ぼす影響」『大分大学経済論集』,第60巻第4・5号,
2009年 |
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"The Effects of Innovation on the
Corporate Value in IPOs" |
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企業が新規株式公開する際、その企業のイノベーション(R&D)が企業価値にどのような影響を及ぼすかを検討する。
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研究ノート ■
1 「ベンチャー企業における資金調達 −株式会社石井工作研究所をケースとして−」『大分大学
経済論集』,第57巻第6号, 2006年 |
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"Entrepreneurial Finance on the Case of Ishii Tool & Engineering
Corporation" |
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大分の地場企業の石井工作研究所を例に取り, ベンチャー企業の資金調達の方法を考察する。ベンチャー企業の資金調達例を述べ,その中でIPOが如何に企業の資金調達に影響を及ぼしているかを考察する。またこのことから石井工作研究所がどのように発展してきたかを述べる。 |
英語論文 ■
1 'The Effects of Innovation on Stock Prices
before and after IPOs',
Working Paper of Japan Finance Association, forthcoming. |
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