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「ナナメの関係」をテコにして「学びは高きに流れる」体制を築く

TEL. 097-554-8527

〒870-1192 大分市大字旦野原700番地

キャンパス大使taishi 〜「学びは高きに流れる」を実感できる〜

概要

 キャンパス大使とは、本学在学生がお世話になった出身高校を訪問し、所属学部の様子を後輩の高校生に伝えることで、高校生の進路選択に役立ててもらうことを目的とした、全国的にも独自性の高い制度です。
 2000年度に経済学部で開始され、2006年度以降は全学部から学生を派遣しています。キャンパス大使に応募し、任命された学生は、実施方法などの説明を受けた後、自ら高校に連絡して実施時期を交渉します。母校訪問時には、自らの学問や学生生活について高校生や教員に説明し、質問や相談を受けます。キャンパス大使を経験することで、学生の「教える力」やプレゼンテーション能力が涵養されます。高校の先生や生徒からもたいへん好評です。
 派遣先高校は大分県を中心に全国各地に拡がっています。2010〜14年度の5年間で、223人もの学生が延べ134高校に派遣されました。
 本事業の最大の成果は、学生自身の人間的成長です。参加学生の声に見られるように、その後の勉学意欲にも意識変化が見られ、「学びは高きに流れる」ことが実感できます。


キャンパス大使派遣の流れ

2014年度の場合
1. 募集 キャンパス大使の説明会参加者を掲示で募集。対象者は原則2年生以上。
2. 第1回説明会 5月下旬に開催。集まった学生に対して、入試課が制度の概要を説明。
3. 申し込み 説明会後に申し込みを受け付け。
4. 第2回説明会
    &任命式
手引きを配布し、高校へのアポイントの取り方や、本学の教育内容や大学生活など伝える内容を説明。
大使としての使命感を持って自分の言葉で説明するよう指導。副学長が委嘱状を手渡す。
5. 高校派遣 本学の夏季休業中に、学生自身がアポイントを取り、高校へ出向く。
6. 報告 高校訪問後、報告書を提出。
10月下旬に実施する報告会で、母校訪問の様子や感想、今後の改善点などを発表。


参加者の声

野良佑さん
 /経済学部、大分県立佐伯鶴城高等学校出身
佐土原千怜さん
 /経済学部(卒業)、大分県立大分南高等学校出身
生徒や高校側がどのような情報を求めているかを考えながら準備を進めました。実際の訪問では、生徒が真剣に話を聞いてくれていてうれしかったです。入念な準備がいかに大切かということもわかりました。 私はキャンパス大使を3回経験しました。後輩たちに大学の魅力やキャンパスライフについて伝える他、抱えている不安や将来への期待を語り合いました。先輩としてできる限りのアドバイスをするよう心掛けています!

バナースペース

大分大学 高大接続教育室

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